転職したいけど、やっぱり3年間は今の職場で我慢するべきなのかな?
このような悩みを解決します。
筆者である私は、4回目の転職で今の会社へとたどり着きました。
その4回目の転職で、これからもずっと働き続けたいと思える今の会社と出会えて、日々ほぼストレスを感じなくていい生活を送ることができています。
そんな私も、初めて転職しようと考えたときは、毎日ストレスで胃が痛くなるくらい悩みに悩み続けていました。
こんな経験をしてきた私が、
- 転職してもいいと思えるタイミング
- 転職してはダメな場合
について、実体験を元に解説していきます。
転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
転職したいなら我慢する必要はない
まず結論を言ってしまうと、転職したいと思ったら、今の職場で何年も我慢する必要はありません。
なぜなら、
- 若い方が再就職に有利
- 無理して体調を崩すと転職活動で不利になる
これらの理由からです。
それぞれについて解説していきます。
若い方が再就職に有利
特に別業界へと転職する場合、年齢がかなり重要になってきます。
例えば、40歳手前で未経験の人材を、果たして会社は欲しがってくれるでしょうか?
よっぽど人手が足りていない場合はわかりませんが、そうでもなければ普通の会社では絶対に雇ってもらえません。
しかし、22歳であれば業界未経験でも、将来性を見込んで雇ってもらえる可能性があります。
つまり、未経験の業界へと転職する場合、若ければ若いほど有利なのです。
実際に、私も前回の転職活動は30歳になってからだったのですが、年齢制限のせいで受けることすらできなかった会社が結構多かったです。
無理して体調を崩すと転職活動で不利になる
無理に今の仕事を続けて体調を崩してしまうと、転職活動で不利になってしまいます。
体調不良が原因で仕事を辞めた場合、まず体調を治す必要があります。
もう完治したのか面接で必ず聞かれますからね。
その間は仕事をしていない空白期間ができてしまい、収入がないまま時間が過ぎていってしまいます。
会社によっては、一度体調を崩したことが原因で、雇ってもらえない可能性もあります。
「体調を崩す=自己管理ができない」とみなされてしまい、同じことを繰り返すのではないかと思われてしまうからです。
- 未経験の業種へ転職したいなら若ければ若いだけ有利
- 年齢制限がある会社の場合、一定の年齢以上になってしまうと応募すらできない
- 体調を崩してしまうと空白期間ができてしまい、再就職が困難になる場合もある
転職するべきタイミングは?
じゃあ入社してもすぐ辞めちゃってもいいの?
そういう訳でもありません。
今までの転職経験から思うに、転職すべきタイミングは明確な理由があった場合です。
詳しく解説していきます。
明確な理由があれば転職すべき
重要なのは、この「明確」という部分です。
「今の仕事嫌だな〜」などの、ふわっとした理由の場合は辞めるべきではないです。
明確な理由とは、
「どうしても本気で○○がやりたいから、リスクを負ってでも今の仕事を辞める!」
など、新しくチャレンジしたいことができた場合や、
「今の仕事の○○だけが、どうしても耐えることができない」
のような、ネガティブな理由でも大丈夫です。
とにかく、明確な理由があるということが絶対です。
参考:ネガティブな理由でもいいの?
どうしても耐えられないことを無理に続けても、いずれ身体か精神どちらかに不調が来てしまいます。
一度身体を崩してしまうと、再就職が不利になってしまうので、無理して働き続けない方がいいです。
もちろん仕事は大事ですが、自分の身体はもっと大事です。
なんとなく辞めるのだけは絶対に避けるべき
転職を考える場合、ネガティブな理由であることが多いのではないでしょうか。
先ほどもお話しましたが、ネガティブな理由で会社を辞めるのも全然ありだと私は考えてます。
ただ、そのネガティブの原因は明確になっていますか?
ここがとても重要です。
仕事が大変だから辞めたい!
このような考えはダメです。
そのような考えで転職しても、絶対次の会社でも同じ理由で辞めることになります。
そのような場合は、
- その仕事の何が大変なのか?
- その仕事のどこが我慢できないのか?
- 今後改善される可能性はないのか?
まずはこのように、考えを深堀りしていきましょう。
このように考えを深堀りしていくと、ネガティブな理由の本質が見えてきます。
その本質が明確になっていれば、次の職場を同じような理由で辞めることがなくなります。
また、このようにネガティブな部分を深堀りしていくことで、会社を変えればいいのか業種自体を変えるべきなのかも明確になってきます。
- 転職してもいいタイミングは明確な理由ができたとき
- ネガティブな理由でも、理由が明確ならOK
- 理由を明確にするため、考えを深堀りしよう
情報収集だけはとにかく早めから始めるべき
転職をするための理由を明確にするためにも、自己分析と現状分析が非常に重要です。
今の仕事が嫌だと思っても、他の仕事について知らないと嫌な部分が解決できるかわかりません。
違う仕事がしたいと思っていても、実は想像していたものとは違うかもしれません。
つまり、転職をするためだけではなく、転職するか判断するために情報収集が必要なんです。
情報収集は、転職サイトを使って行うといいですよ。
働きながらでも、通勤時間や休憩時間などのちょっとした時間で気軽にチェックできますからね。
無理して働き続けて、心身ともに限界になってから情報収集を始めるのでは手遅れなので、早めから始めましょう。
そんな限界状態の精神状態では、まともに情報収集もできないからね・・・
プロに判断を仰ぐのも有効
やりたいことがあるから転職したいけど、でも今の仕事を続けた方が将来的に有利な気もする・・・
今の仕事を辞めることでメリット・デメリットがある場合、なかなか自分1人じゃ決められないですよね。
そういう場合は、プロに判断してもらうのもありです。
dodaのキャリアカウンセリングでは、
- 今のスキルで今後通用するのか
- 今のスキルを伸ばすための方法
- それを踏まえて転職するべきか今の仕事を続けるべきか
これらのことについて、しっかりとアドバイスを受けることができます。
転職エージェントですけど、決して転職を勧めるだけでなく、今の仕事を続けた方が将来的に有利になる場合は、しっかりそうアドバイスしてくれます。
真剣に将来のことを考えてくれるんだね!
自分1人じゃなかなか答えが出せないとき、無料で相談できるのがありがたいです。
就業期間が短いと転職で不利にならない?
1年も経ってないうちに辞めちゃうと、転職活動のとき不利にならない?
まず結論から言ってしまうと、不利になる可能性もあります。
そのためまず前提として、転職活動で不利になるリスクがあることは承知の上で会社を辞めるということは覚えておいてください。
しかし、今までお話してきた通り「明確な理由」さえあれば、そこまで問題にならない可能性が高いんです。
その理由について解説していきます。
就業期間が短くても問題にならない理由
就業期間が短くても、「明確な理由」さえあればそこまで問題にならない可能性が高いです。
なぜなら、明確な理由があれば、面接で「前職を辞めた理由について」自分の言葉でしっかり説明することができるからです。
明確な理由なく辞めてしまった場合、この理由がしっかりと説明できません。
面接のとき、絶対に前職を辞めた理由について質問されますが、そこで面接官が知りたいのは前の会社を辞めた明確な理由です。
なぜ辞めた理由を知りたいのかと言うと、また次も辞めてしまうのではないかと疑っているからです。
そのため、ここでしっかりと答えられない場合、かなりのマイナス評価を受けてしまいます。
それっぽい言葉で誤魔化そうとしても、面接官の目は誤魔化せないから注意です。
面接で伝えるべきポイント
面接で答えるべきポイントは、以下の3点です。
- 前の会社を辞めようと思った理由
- 前の会社ではダメだった理由
- この会社では仕事が続けられる理由
このままではイメージが付きにくいと思うので、上記ポイントに合わせてもう少し具体的にしています。
- 昔からの夢だったエンジニアになりたいと思ったから
- エンジニア職がないから
- エンジニアとして働くことができるから
「エンジニアになりたくて、今の会社を辞めてエンジニアの会社である御社に応募しました!」って例ですね。
「今の会社では、どう頑張ってもエンジニアになれないから辞めた」って明確な理由ですね。
そこに「スクールに通っていて、全てのカリキュラムを終えることができたから」という辞めたタイミングの理由も付くと、わかりやすくて更にいいです。
このように、理由が明確になっていて、しっかりとその説明ができたのなら、それが原因で落とされることはほぼありません。
ただ、これは面接における話なので、書類審査で落とされる可能性は十分に考えられます。
そのため、もう一度言いますが、転職活動で不利になるリスクがあることは承知の上で会社を辞めるんだということは覚えておいてください。
- 明確な理由があれば、面接時に説明できるためそこまで不利にならない
- 書類審査ではその理由については説明できないため、不利になる可能性はある
少しでも選考の通過率を上げるための方法
就業期間によっては、書類審査で不利になってしまう可能性があります。
いくらやむを得ない事情があったとしても、ただ書類を見ただけではその事情は伝わりません。
しかしその問題は、転職エージェントを使うことで解決できます。
転職エージェント経由で応募すると、応募先企業の担当者の方に「就業期間が短いのは○○という理由があるからです。」と、理由を説明してもらうことができます。
つまり、書類選考の通過率が自分で応募するよりも断然高くなります。
自分の経歴に自信がある人ならほとんど変わりないかもしれませんが、経歴にあまり自信がない方は転職エージェント経由で応募した方が圧倒的に有利です。
少しでも書類選考の通過率を上げたいなら、転職エージェント経由で応募することをオススメします。
まとめ:転職したいなら何年も我慢する必要はない
転職したいときの考え方やタイミングについて解説してきました。
先輩や上司に転職したいと話すと、99%は「最低でも3年は我慢しようよ」と言われます。
しかし、その先輩や上司の言葉を鵜呑みにして、我慢しながら無理して働き続けると、取り返しのつかないことになるかもしれません。
- 身体を壊してしまうと転職活動で不利になる危険性がある
- 年齢が上になるほど転職活動が難しくなる
特に別業種の仕事がしたい場合は、若ければ若いほど有利ですからね。
この我慢した3歳の差で受かる会社も受からなくなってしまいそうだね・・・
また、どこの会社がいいのかは、実際に入社して働いてみないとわからない場合がほとんどです。
年齢が若ければ、最悪1回失敗してもまだ次のチャンスがありますが、年をとってしまってからだとそのチャンスもありません。
そのため、無理に我慢して働き続けることは、人生においてデメリットが大きいのです。
思考停止で働き続けていてはダメです。
ただし、転職をするのは、明確な理由があるときに限ります。
明確な理由がないまま転職をしてしまうと、転職先でも同じようなことになってしまう可能性が高いです。
もし、明確な理由さえ持っていれば、最悪1年経ってない場合でも転職してもOKです。
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