【2021年版】Cisco Packet Tracerの使い方を解説【未経験者・初心者向け】

【2021年版】Cisco Packet Tracerの使い方を解説【未経験者・初心者向け】
きつねちゃん

ネットワークの勉強にはパケットトレーサーを使うといいって聞くけど、どうやって使うんだろう?

Cisco社のネットワーク機器を扱えることは、ネットワークエンジニアとして最低限必要なスキルです。

しかし、実機を自分で用意して、ネットワーク構築ができる環境を準備するのはハードルが高いです。

そんな問題を解決してくれるのが、パケットトレーサーです。

パケットトレーサーとは、Cisco社のネットワーク機器をソフトウェア上で仮想的に動作させることができるシミュレーターです。

このパケットトレーサーがあれば、実機を用意しなくてもネットワーク機器の操作を学ぶことができるのです。

本記事では、そんな便利なツールであるパケットトレーサーの使い方について解説していきます。

ネットワークエンジニアを目指して勉強をしている方は、ぜひ参考にしてください!

目次

パケットトレーサーのダウンロード・インストール方法

パケットトレーサーを使うためには、以下の流れで進めていく必要があります。

  1. アカウントの作成
  2. インストーラーのダウンロード
  3. PCへとインストール
  4. パケットトレーサーの起動

順番に解説していきますね。

Cisco Networking Academyのアカウント作成方法

パケットトレーサーのダウンロードには、Cisco Networking Academyのアカウントが必要になるため、アカウント作成を行います。

すでにアカウントを持っている場合は飛ばしてください。

まず、Cisco Networking Academyのページ(https://www.netacad.com)へとアクセスします。

Packet Tracer」をクリックします。

「Packet Tracer」をクリック

下へとスクロールして、「Learn More」をクリックします。

「Learn More」をクリック

Sign up today!」ボタンにカーソルを合わせると、下に「English」とメニューが表示されます。

その表示された「English」をクリックします。

「Sign up today!」にカーソルを合わせて「English」をクリック

すると、個人情報の入力画面が表示されるので入力していきます。

  • 名前
  • 名字
  • メールアドレス

の項目を入力し、ラジオボタンは下を選択、チェックボックスにチェックを入れます。

らけ

氏名はローマ字入力でなく、日本語入力でも登録できました。

メールマガジンを購読したい場合は、ラジオボタンの上を選択します。

最後に、Botチェック用に計算結果を入力したら「Submit」ボタンをクリックして完了です。

今回の例の場合、「2+5」の結果である「7」を入力します。

Ciscoのアカウント作成方法

Cisco Networking Academyのアカウント作成時、Submitボタンをクリックすると、次にCiscoアカウント作成の画面に移ります。

Country or Region」をクリックして「Japan」を選択、パスワードを確認含めて2回入力します。

パスワードには、大文字・小文字・数字を含める必要があります。

らけ

他の項目(氏名や会社名など)は元々入力されているもののままでOKです。

Ciscoのアカウント作成画面

一度クリックするだけでは、「Japan」の項目は表示されません。

一番下までスクロールすると表示される「Display additional results…」をクリックすることで、「Japan」が表示されるようになります。

「Japan」を表示させる方法

パスワードを入力すると、Captchaが表示されるので、表示されているコードを入力欄に入力します。

Captcha入力欄

最後にEmailは「No」を選択したら、「Register」をクリックして入力は完了です。

こちらもCiscoからのメールマガジンを読みたい場合は「Yes」を選択します。

入力が完了したら、メールアドレスの認証用画面が表示されます。

登録したメールアドレスに認証用コードが送信されるので、その認証用コードを入力して、「Verify」をクリックします。

メールアドレス認証用の画面

メールアドレスの認証が完了すると、ログインができるようになります。

ログインすると、まずプロフィールの入力を求められるので、入力して「Create Account」をクリックします。

プロフィール入力画面

これでアカウント作成の作業が全て完了しました!

このようなポップアップウィンドウが出てきた場合は、バツボタンを押せばOKです。

ダッシュボード画面

パケットトレーサーのダウンロード方法

アカウントの作成ができたので、パケットトレーサーのインストーラーをダウンロードします。

ログインすると、このような画面が表示されるはずなので、上の「Resources」にカーソルを合わせて表示されるメニューから「Download Packet Tracer」を選択してクリックします。

パケットトレーサーのダウンロード場所

真ん中の方にダウンロードリンクがあるので、自分の環境に合ったインストーラーをダウンロードしてください。

パケットトレーサーのダウンロードリンク
らけ

Windowsだけでなく、Macでも使えるのは嬉しいですね。

パケットトレーサーのインストール

インストーラーのダウンロードができたら、そのインストーラーを使ってインストールを行います。

インストールは特に設定等ないので、そのまま進めていけばOKです。

パケットトレーサーの起動

パケットトレーサーのインストールが完了したら、起動してみましょう。

起動すると、まずログイン画面が表示されるので、先ほど作成したCiscoのアカウントでログインしましょう。

パケットトレーサーのログイン画面

これでパケットトレーサーが使えるようになります。

ログインせず、ゲストとして使うこともできます。

パケットトレーサーの基本的な使い方

パケットトレーサーのインストールが完了したら、実際に使ってみましょう。

パケットトレーサーを使うための、大まかな流れは以下の通りです。

  1. ホスト(PC)の設置・設定をする
  2. ネットワーク機器の設置・設定をする
  3. ホストとネットワーク機器をケーブルで接続する
  4. 疎通確認をする

順番に解説していきます。

ホストの設置・設定をする

まずは、ホストマシンとなるPCを設置して、IPアドレスの設定を行います。

PCの設置方法

下の図の通り、①、②の順にクリックするとホストマシン一覧が表示されます。

ホストマシンの設置方法

その後、③のPCをワークスペース内にドラッグ&ドロップすることで、PCの設置ができます。

一覧のPCをクリックしてから、ワークスペース内をクリックすることでも設置ができます。

ホストマシンを設置した様子

PCのIPアドレス設定方法

PCの設置ができたら、次はIPアドレスの設定をします。

先ほど設置したPCをクリックすると、メニューが表示されます。

表示されたメニューの「Desktop」タブをクリックすると、設定項目一覧が表示されるので、その中の「IP Configuration」をクリックします。

PCのIPアドレス設定方法

IPアドレスの設定画面が表示されます。

ラジオボタンの選択は「Static」を選択し、

  • IPアドレス
  • サブネットマスク
  • デフォルトゲートウェイ

をそれぞれ設定します。

今回は、

  • IPアドレス → 192.168.1.2
  • サブネットマスク → 255.255.255.0
  • デフォルトゲートウェイ → 192.168.1.254

と設定してみました。

IPアドレスには、プライベートアドレス(192.168.0.1 〜 192.168.255.254の範囲)を設定するのが一般的です。

PCのIPアドレス設定項目
らけ

OKボタンはないので、設定が終えたらそのままバツボタンを押してウィンドウを閉じてください。

IPアドレスの設定ができたら、PCの設定作業は完了です。

ネットワーク機器の設置・設定をする

では、次にネットワーク機器の設置と設定を行います。

ネットワーク機器の設置方法

ネットワーク機器(ルータとスイッチ)を設置します。

まず、ルータの設置です。

下の図の①、②の順でクリックすると、ルータの一覧が表示されます。

ルータの設置方法

その一覧の中の機器をPCと同じように、ワークスペースにドラッグ&ドラッグします。

今回は2901を選択しました。

ルータを設置した様子

次にスイッチの設置も行います。

スイッチの一覧は、下の図の①、②の順にクリックすることで表示されます。

スイッチの設置方法

こちらも同じように、機器一覧からドラッグ&ドラッグでワークスペースに設置します。

今回は2960を選択しました。

スイッチを設置した様子

ネットワーク機器の設定方法

ネットワーク機器(ルータ・スイッチ)の設置ができたら、次は設定を行います。

ネットワーク機器は、PCと違ってコマンドで設定します。

PCと同じように機器をクリックすると、メニューウィンドウが表示されます。(ルータである2901をクリックしています)

その中の「CLI」をクリックするとコマンド画面が表示されます。

ルータのコマンド画面

「Press RETURN to get started!」と表示されていますが、これはルータの起動プロセスが完了して、使えるようになった時に表示されるメッセージなので、エンターキーを押しましょう。

すると、コマンドの入力が可能になります。

ルータのコマンド入力

コマンドの詳細は割愛しますが、Gi0/0に192.168.1.254/24の設定をしました。

この辺りのコマンドの意味や設定方法、IPアドレスやサブネットマスクについての知識は、CCNAでも序盤に出てくる基礎知識です。

ルータのIPアドレス設定

ホストとネットワーク機器をケーブルで接続する

それぞれの機器にIPアドレスの設定をしたら、機器同士をケーブルで接続してみましょう。

今回は、PCとルータを接続してみます。

PCとルータを接続するにはクロスケーブルを使う必要があるため、下の図の手順でクロスケーブルを選択します。

クロスケーブルを選択した状態でPCをクリックすると、PCのどのポートに接続するかメニューが表示されます。

先ほど、PCのFastEthernet0にIPアドレスの設定をしたため、FastEthernet0をクリックします。

PCにクロスケーブルを接続する

そのまま接続先であるルータをクリックします。

すると、同様に接続先ポートの選択メニューが表示されるので、先ほどIPアドレスを設定したGigabitEthernet0/0をクリックします。

ルータにクロスケーブルを接続

これで、PCとルータがクロスケーブルで接続されました。

PCとルータがクロスケーブルで接続された状態

疎通確認をする

機器の設定が終わって、ケーブルで接続もしたのでこれで通信ができるはずです。

正常に通信ができるか疎通確認をしてみましょう。

PCをクリックして表示されたメニューで、Desktopタブの「Command Prompt」をクリックします。

コマンドプロンプトの起動方法

コマンドプロンプトが表示されたら、そこに「ping 192.168.1.254」と打ち込んでエンターキーを押します。

PCからPingで疎通確認

Sent = 4, Received = 4, lost = 0と結果が表示されました。

「パケットを4つ送信して、その応答が4つあり、損失が0だった」という意味で、正常に通信ができていたということになります。

設定が間違っていたり、ケーブルの接続がうまくできていないと、Receivedとlostの値が変わってきます。

パケットトレーサーの使い方まとめ

まとめ

Ciscoのネットワーク機器を仮想的に使うことができるシミュレーター「パケットトレーサー」の導入方法から基本的な使い方まで解説してきました。

実際にネットワーク機器を自分で準備するのは大変ですが、パケットトレーサーであれば誰でも簡単に使うことができます。

実機と同じようにネットワーク環境の構築ができるので、これからネットワークエンジニアを目指して勉強したい人にはぴったりなソフトウェアです。

ぜひ活用して、ネットワークエンジニアとしてのスキルを身に付けてください!

  • 自分1人じゃなかなか勉強が進まない
  • シミュレーターではなく、実機を使って勉強をしたい

こんな人には、無料で利用できるネットワークエンジニア向けスクール「」がオススメです。

実機を使ってネットワークのスキルを身に付けることができるだけでなく、上京サポートや就職サポートも受けることができます。

らけ

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