【転職だらけ】管理人のらけと申します。
ここでは、私が今まで4年間ネットワークエンジニアとして働いてきた経歴についてお話していきます。
今までネットワークエンジニアとして経験してきた現場は、以下の3つです。
- 某大企業のネットワーク構築プロジェクト
- Ciscoパートナー企業でのテクニカルサポート業務
- 様々なクライアントのネットワーク設計・構築業務
某大企業のネットワーク構築プロジェクト
新卒で入社して、いきなり某大企業のネットワーク構築プロジェクトへと参加することになりました。
まだこの頃はネットワークの知識もスキルも全くありませんでした。
そんな状態なので、とてもじゃないけど仕事にはなりませんでしたね。
ネットワーク機器を触ったことがないのに、いきなり何百行もあるコンフィグとネットワーク構成図を見せられて、
間違いがないかチェックしておいて!
えぇ・・・
普通に考えて無理ですよね(笑
でも仕事なのでそういうわけにもいかず、調べながら質問しながらで何とか日々の業務をこなしているって感じでした。
毎日かなり厳しい業務ばかりでしたが、このプロジェクトでは様々なことを学ぶことができました。
- Cisco機器のコンフィグの見方
- ネットワーク構成図の見方
- VLAN
- BGP
- HSRP
- LAG
ネットワークエンジニアとしての入門「CCNA」の範囲であるOSPFやSTPを飛び越えて、BGPやHSRPの知識と経験を身に付けることになりました(笑
また、コンフィグも構成図もかなり大規模なものばかりだったので、大抵のネットワークを見ても怖気づかなくなりました。
IPv6やフレームリレーなどの全く業務で使わない範囲を少し勉強しただけで、CCNAは合格することができるくらいには鍛えられました。
Ciscoパートナー企業でのテクニカルサポート業務
次に経験したのは、Cisco社のパートナー企業でのテクニカルサポート業務です。
何かネットワークにトラブルがあったときや、機器の仕様でわからないことがあったとき、各企業を担当しているエンジニアから問い合わせを受けて、それに対応する業務です。
各企業で使われている仕組みが違うため、1社目よりも幅広い知識が求められました。
OSPFやSTPはこの現場でようやくしっかりと学ぶことになりました。
また、トラブル対応には実機検証が必須のため、社内には大規模なラボがあり、そこにはCisco機器がほぼ全種類揃っていました。
そして、それらの機器は自由に使えました。
そのため、毎日ひたすら実機で検証を繰り返していましたね。
トラブルの再現試験だけでなく、現場のエンジニアの代わりに動作確認なども行ってました。
Cisco社のパートナー会社だったので、Cisco本社で行われるCiscoの研修にも何度も参加させてもらうこともできました。
- 幅広いネットワークの知識
- 実機の操作力
- トラブル対応力
- エンジニアとのコミュニケーション力
実機が触りたい放題でしたし、Ciscoの研修にも参加できて、かなり貴重な経験をさせてもらいました。
様々なクライアントのネットワーク設計・構築業務
1社目、2社目ともに実際にネットワークの設計・構築は行いませんでしたが、こちらの3社目は設計・構築をメインに行っている会社です。
社内で機器のキッティングと動作確認を行い、現場で機器の設置と通信確認を行います。
小規模なクライアントの場合、機器1台設置だけで終了しますが、逆に大規模なクライアントの場合は100台以上の機器が必要になったりで大変さが全然違ってきます。
また、構築業務ではクライアントから仕様書を受け取って、それを元にコンフィグ作成を行うこともあります。
その場合、クライアントが作成した仕様書が間違っていたりすることもあるためそのチェックが必要になりますし、仕様書が送られてくるのが遅くて納期ギリギリにしか作業に取りかかれないなど技術面以外の苦労もありました。
直接現場に行く必要があるので出張が頻繁に発生したり、深夜作業が発生したりと体力面できついこともかなり多かったです。
ただ、現場で発生したトラブル対応などは、テクニカルサポートとして働いていたときと違った緊張感がありますし、解決できたときの達成感もすごいです。
トラブルが発生するとかなり焦るので、冷静に判断できなくなるという難しさもあります。
- 機器のキッティング
- 現場作業のいろは
- クライアント相手の大変さ
- コンフィグ作成力
まとめ
今まで4年間でネットワークエンジニアとして経験してきたことについてお話してきました。
1社目〜3社目までで上流から下流まで幅広く行ってきて、ネットワークエンジニアとしてはかなり成長できました。
4年間という長さなので大ベテランという程ではありませんが、それなりに現場は経験してきているので、何かあったら気軽にTwitterやお問い合わせフォームから相談してもらえると幸いです。