よくスクールの広告で「現役エンジニアから教わることができます!」って書かれてるけど、そんなにメリットあるの?
かなり大きなメリットが3つありますよ!
ネットワークエンジニアになるために、参考書を読みながら勉強することは決して悪いことではありません。
しかし、その知識は現場では全く役に立たないかもしれません。
もちろん、全く役に立たないなんてことはないですが、参考書に書かれている手順と現場の手順で異なったり、参考書に書かれている手順ではうまくいかなかったりということが多々起こるはずです。
それを解決してくれるのが現役エンジニアです。
現役エンジニアから教わることができると、参考書に書かれている情報を最新の情報・現場で使える情報に修正して教えてくれるからです。
本記事では、この現役エンジニアから教わることによる3つのメリットについて詳しく解説していきます。
本記事の信頼性
ネットワークエンジニアとして4年間働いており、上流工程から下流工程まで幅広く経験してきました。
- 上流工程
→ 様々なクライアント相手にネットワーク設計・構築を経験 - 下流工程
→ Cisco社パートナー企業でテクニカルサポート業務を経験
【現役エンジニアから学ぶメリットその1】参考書と現場での違いを教えてもらうことができる
突然ですが、スイッチ同士を接続して通信ができるようにする手順ってわかりますか?
とあるCCNAの教材にはこう書かれていました。
- スイッチ同士をケーブルで接続する
- スイッチのポートにIPアドレス等の設定を入れる
- ポート開放をする
この手順、別に間違っている訳ではありません。
問題なく通信できるようになりますからね。
しかし、現場で実際にこの手順で作業を行ってしまうと、作業がうまくいったとしてもクライアントから怒られるかもしれません。
この手順で、何が問題なのかわかりますか?
手順が間違っている理由
機種によっては、デフォルトでポートの設定がno shutdownになっています。
そのため、接続した瞬間に通信が発生してしまうんですね。
環境によっては、その通信によって他機器を巻き込んだトラブルに発展する可能性があるんです。
例えば、スパニングツリーなどですね。
何も設定していない機器が接続されたことにより、スパニングツリーのルートポートが変わってしまい、その結果ループが発生してしまう可能性があります。
そうなってしまうと大問題ですね。
その可能性も考えて、特に大きなクライアントではそういう部分にかなり気を使っています。
そのため、知らずにそういうことをしてしまうと、クライアントとのトラブルに発展してしまう可能性が高いです。
正しい手順
安全に作業を行うのであれば、こうなります。
- スイッチのポートにIPアドレス等の設定を入れる
- ポート開放をする
- スイッチ同士をケーブルで接続する
ケーブルの接続さえしなければ問題は起こりません。
そのため、ケーブル接続は最後の最後に行う場合がほとんどです。
とは言え、正直これはかなり極端な例です。
基本的に、あらかじめ機器に設定を入れた状態で現場に持っていきますし、ケーブリングは専門の業者が行う場合が多いです。(大きなクライアントだと特に)
しかし、現場で急遽設定を入れて設置しなければならないということも起こります。(トラブルが起こった場合など)
そういうとき、このことを知らないと更なるトラブルに発展してしまう可能性があるので、かなり重要な知識となります。
現場慣れしている人でないと知らないことですね。
【現役エンジニアから学ぶメリットその2】最新の情報を教えてもらうことができる
参考書に書かれている情報は、古いことが多いです。
例えば、参考書内で例として使われている機種がもうほぼ使われていない機種で、その機種に合わせて書かれているため、書かれている通りに行ってもうまく動かなかったりします。
機種が変わると仕様も変わる場合が多いです。
また、同じ機種でもOSのバージョンが上がると、使い方が大きく違ってくるものもあります。
同じ機種なのに、新しいOSになってバージョンアップの方法が全く違っていたこともありました。
このような違いは、参考書を見てもどこにも書かれていません。
Ciscoのドキュメントを読まないと載っていない情報ですからね。
そのため、日頃から最新の情報に触れている現役エンジニアでないと知らないことが多いです。
【現役エンジニアから学ぶメリットその3】現場の大変さを教えてもらうことができる
現役のネットワークエンジニアは、様々な現場を経験していることが多いです。
そのため、
- こんな現場が大変だった
- こういうことで苦労させられた
- こんなクライアントがきつかった
など、生の声を聞くことができます。
こういう情報は、参考書では知ることができない貴重な情報です。
このような情報を元にして、今後行きたい会社を決めると失敗を減らすことができます。
- リストクライアントとのやり取りが大変そうだから、エンジニアとしか関わらないような保守系の会社にする
- 現場作業が自分には向いてなさそうだから、テクニカルサポートをメインとしている会社にする
など、苦手な仕事に当たらないよう、あらかじめ対策を考えることができます。
現役エンジニアから教わるための方法
現役エンジニアから教わると、参考書を何冊も読むよりも現場で役に立つ知識が手に入ります。
しかし、現役エンジニアから教わる機会なんてなかなかありませんよね。
身近に現役エンジニアがいるのであればいいのですが、なかなかそういう人はいませんしね。
もし、本気で現役エンジニアから直接教わりたいと思うのであれば、スクールを利用するべきです。
ネットワークエンジニア向け、かつ現役エンジニアから教わることができるスクールは数少ないですが、こちら2つのスクールは両方の条件を満たしています。
ネットビジョンアカデミー
ネットビジョンアカデミー
ネットワークの知識を学べるだけでなく、就職サポートも付いているため、これから本気でネットワークエンジニアになりたい人にはピッタリのサービスです。
しかも、上京サポートも付いているため、上京のための出費もかなり抑えることができます。
ネットワークエンジニアの会社は東京がかなり多いので、上京サポートはありがたいですね。
\ 無料で受講できる「ネットビジョンアカデミー」 /
ウズウズカレッジ
ウズウズカレッジ CCNAコース
自分のペースで、しかもオンラインで受講することができるので、働きながら受講することが可能です。
受講料はかかってしまいますが、分割払い可能で、月々6,250円~参加可能なので、一般的なスクールに比べたらかなり安いですね。
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現役ネットワークエンジニアから指導を受ける3つのメリットまとめ
現役のエンジニアから教えてもらう3つのメリットについて解説してきました。
- 参考書と現場での違いを教えてもらうことができる
- 最新の情報を教えてもらうことができる
- 現場の大変さを教えてもらうことができる
参考書を使っての勉強も、決して間違っている訳ではありません。
しかし、実際にネットワークエンジニアとして働くなら、参考書の知識だけでは不十分です。
現役エンジニアであれば、「参考書の知識+現場の知識」を合わせて教えてくれるため、即戦力の知識を身に付けることができるようになります。
本気でネットワークエンジニアを目指しているのであれば、ぜひ現役エンジニアから教わることをオススメしますよ。