
- 選考に必要な書類の書き方がわからない
- 書類選考に全然通らない
こんな悩みを解決します。
転職活動において、書類作成は非常に重要です。
なぜなら、面接を受けるためには書類選考に合格する必要があるからです。
いくらスキルがあっても、面接までたどり着けなければ就職活動は失敗してしまいます。
また、実際の面接でも書類を元に話を進めていくことが多いです。
そのため、書類がしっかりと作り込まれていないと、面接をうまく進めることもできなくなってしまいます。
「書類選考がないから書類作成には力入れなくてもいい」なんて決して思わないでください。
本記事では、書類選考と面接どちらでも必須となる書類、中でもエンジニア転職に重要な職務経歴書の作成方法について解説していきます。
書類作成に悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでください。
メモ
その結果、内定を6社もらったという実績もあるので、ぜひ参考にしてください。
目次
書類選考に必要な書類とは?
転職活動の書類選考では、履歴書と職務経歴書の2つが必要になる場合がほとんどです。
会社によっては、それ以外にも追加で指定された書類が必要になる場合がありますが、基本的にはこの2つを準備しておけば大丈夫です。
では、実際に履歴書と職務経歴書の作り方について解説していきますね。
履歴書の作り方
新卒で就職活動をしているときも、履歴書は作成したかと思います。
そのときは、学校指定の履歴書に手書きで書いたのではないでしょうか?
長い自己PRの欄があったりして、それを何枚も書き続けた辛い思い出がありますw
でも、安心してください。
転職活動では、そんな辛い思いはしなくてもいいんです!
市販されている履歴書を見てもらうとわかりやすいですが、
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 学歴・職歴
- 資格
書くことはこれくらいです。
ただし、自己PRや志望動機を書く欄がある履歴書を使う場合は、最低限書く必要はあります。
空欄のままにしておくのは絶対NGです。
履歴書作成にはできるだけ労力を使わない
履歴書は転職活動にとって、絶対に必要な書類です。
しかし、ぶっちゃけそこまで力を入れて作成するものではありません。
なぜなら、エンジニアにとって重点を置くべきなのは職務経歴書の方だからです。
極論ですが、履歴書は学歴と職歴さえ伝わればOKです。
新卒の就職活動と違って、履歴書の書き方で書類選考が落とされることはほぼありませんからね。

そのため、ある程度力を入れた方がいいかもしれません。
履歴書の作成にはパソコンを使うべき
できるだけ書く欄が少ない市販の履歴書を使うのもいいですが、もっといい方法があります。
それは、パソコンで履歴書を作成する方法です。
手書きよりも圧倒的に労力が少なく、時間が短縮できる上にキレイに仕上げることができます。
また、エンジニアにとってパソコンは仕事道具です。
Word・Excelが使えるのは最低条件と言ってもいいでしょう。
そのため、パソコンを使って履歴書を作成するのは「最低限WordやExcelが使える」といったアピールにもなります。
ただし、1から履歴書を作る必要はありません。
テンプレートがあるので、それを使いましょう。
おすすめは、こちらでダウンロードできる「JIS規格(A3判1枚印刷)」です。
作成した履歴書は印刷する必要があるのですが、家にプリンターがなくてもコンビニで印刷すればOKです。
A3用紙でも10円で印刷することができるので、自分で履歴書を買うよりもコスパがいいですね。
もし、家のプリンターで印刷したい場合は、「JIS規格(A4判2枚印刷)」を使いましょう。
ポイント
職務経歴書の作り方
エンジニアへの転職で、非常に大事になる職務経歴書の作り方について解説していきます。
職務経歴書の内容は、このような流れで書いていきます。
- 職務要約
- 活かせる経験・技術
- 職務経歴の詳細
- 自己PR
- その他のスキル
具体的な書き方を解説していきますね。
職務要約
まず最初に、今までの職歴の要約を書きましょう。
面接官が、面接の時にはじめて職務経歴書を見るということはよくあります。
そのとき、面接官にどんな職歴を持っているかひと目でわかってもらうことができます。
職務要約の例
・2016年4月〜2018年3月 株式会社○○
・2018年4月〜2020年9月 △△株式会社
活かせる経験・技術
今までの職歴で身に付けたスキルを、どのように活かすことができるか書き出します。
こちらも、はじめて職務経歴書を見たとき、どんなスキルを持っているかひと目でわかってもらうためです。
こちらと職務要約の2項目を見るだけで、どんな会社で働いてきてどんなスキルが身に付いているのかわかるようにしておきます。
また、スキルについてはできるだけ具体的に書いた方がいいです。
活かせる経験・技術の例
・○○製品のテクニカルサポート
・○○製品を使った△△の構築
職務経歴の詳細
今までの職務経歴の詳細について書いていきます。
例えば、○○株式会社ではコールセンターで○○という製品のテクニカルサポート業務をしていたとします。
その場合は、その業務について細かく、かつ簡潔に説明する必要があります。
テクニカルサポート業務の場合だと、
- 対応していた相手はエンドユーザなのか?企業の担当者なのか?
- テクニカルサポートの方法は電話なのか?メールなのか?
これらのようなポイントを押さえておく必要があります。
また、「その業務中はどのようなことを意識していたか」、「どのようなことに気をつけながら働いていたか」なども書いておくといいです。
まとめるとこのような感じになります。
○○製品のテクニカルサポート/株式会社○○(2016年4月~2018年3月) | |
メールにて○○製品の仕様確認・トラブル対応などのテクニカルサポートを行います。 【主な内容】 【担当したお客様】 【ポイント】 | 【取り扱い機器】 ○○製品100、 ○○製品200、 ○○製品1000 |
ちなみに、Wordで作るとこのような感じになります。
これを経験した業務ごとに書いていきます。
ポイント
会社ごとではなく、業務ごとなので間違えないようにしてください。
例えば、1つの会社で2つのプロジェクトを経験してきたのであれば、それぞれ1つのプロジェクトで1枠使って書いてください。
プロジェクトではなく、例えば部署が異動になった等でも同じく、それぞれで書いてください。
自己PR
職務経歴について書いた後は、それらの経験を通して身に付けたスキルや仕事に対する考えなどをアピールしましょう。
面接中にはあまり読まれないかもしれませんが、面接後にしっかりと読まれる可能性は高いです。
そのため、「活かせる経験・技術」で書いた項目についてはある程度こちらで触れておくといいかもしれません。
面接後 → 「自己PR」も見る

と、面接後に面接内容を印象づけることができるようになります。
だからこそ、面接中は自己PRで書いた内容に沿った話をする必要があります。
面接中で話した内容と齟齬があると、逆に不信感を持たれてしまうので気をつけてください。
その他のスキル
仕事以外で学んだスキルについては、こちらに書きましょう。
エンジニアを目指して独学で学んだ内容などですね。
未経験からエンジニアを目指すのであれば、ここに力を入れる必要があります。
仕事以外で、どれだけ自分でスキルを身に付けたかアピールできる貴重な箇所です。
- 学んだ技術やスキル
- 自分で作ったもの(ポートフォリオ)
これらを具体的に書きましょう。
公開できるポートフォリオがあれば、URLを書くのもありです。
その際は、できるだけわかりやすい短いURLにしましょう。
直接URLを手で入力する必要がありますからね。
面接でも役に立つ職務経歴書の作り方まとめ
転職活動には、履歴書と職務経歴書が必須です。
その中でも、エンジニアの転職にとって特に重要な職務経歴書の作り方について、詳しく解説してきました。
慣れないうちは、作成にかなり時間がかかってしまうと思います。
しかし、どれだけ時間をかけてでもしっかりと作り込んでおくべきです。
そうすることで、実際に転職活動を始めてから書類選考・面接の両方において絶対有利に進めることができますからね。
もし、自分1人で納得のいく書類が作れない場合は、転職エージェントサービスを利用するのがオススメですよ。
転職のプロが、しっかりと添削してくれるのでクオリティーが格段に上がります。
しかも無料で利用できるので、使わないと損ですよ。
そんな転職エージェントの中でもおすすめはDODAです。
私も転職活動のたび毎回お世話になっていますが、しっかりと添削・アドバイスをもらえました。
本記事で紹介した例も、DODAでもらったアドバイスを元に作成しています。
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