
転職活動するときって転職エージェントって使った方がいいの?
転職エージェントのメリットだけじゃなくデメリットが知りたいな。
このような疑問を解決します。
管理人である私は、今まで4回転職を経験していますが、そのすべてが転職エージェントを使っての転職でした。
「転職するならとりあえず転職エージェントに登録しておけ」って意見もありますが、概ね私も賛成です。
理由は単純、メリットが大きいからです。
でも実は、メリットばかりではなくデメリットも存在することをご存知でしょうか?
そのため、人によっては転職エージェントを使っての転職活動は合わないという場合もありえます。
本記事では、転職エージェントを使い続けてきた私が、転職エージェントのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。



これから転職をしようと思っている方、転職活動中の方の参考になれば幸いです。
転職エージェントを使う4つのメリット


転職エージェントを使うメリットは、以下の4つです。
- 書類選考を通過しやすくなる
- 一般公開されていない求人に応募できる
- 自分に合った求人を選んで紹介してもらえる
- 企業側とスケジュール調整などのやり取りをしてくれる
それぞれについて詳しく解説していきます。
書類選考に通過しやすくなる
書類選考は基本的に、履歴書と職務経歴書の2つで行われます。
それは個人で応募した場合でも、転職エージェント経由で応募した場合でも同じです。
では、なぜ転職エージェントを使うと書類選考に通過しやすくなるのでしょうか?
書類選考がそれぞれの場合で、どのように違ってくるのか見ていきましょう。
個人で応募した場合
個人で企業へと応募した場合、書面のみの選考になります。
そのため、例えば何かやむを得ない事情があって就業期間が短くなってしまった場合でも、その理由を伝える間もなく落とされる可能性があります。



いくらスキルがあったとしても、そこを見てもらう前に落とされてしまうので、非常にもったいないです。
転職エージェント経由で応募した場合
転職エージェント経由で応募した場合、書類内の不利な部分について補足してもらうことができます。
例えば、何かやむを得ない事情があって1ヶ月で退職した場合でも、ただ書類を見ただけだとわかりませんよね。
何か事情があったのかも?と考えてくれる会社も中にはありますが、大量の応募があるような人気のある会社だと、その時点で即落とされてしまいます。
しかし、転職エージェント経由で応募した場合は、そのやむを得ない事情についてあらかじめ説明しておいてくれるのです。
そのため、そのような書類の場合でも即落とされることがなくなるため、その結果個人で応募するよりも書類選考に通過しやすくなるんです。



もちろん、事情を説明したからと言って絶対書類選考に通過できるわけではなく可能性が上がるだけなので、そこは勘違いしてはいけません。
一般公開されていない求人に応募できる
転職エージェントでは、一般の転職サイトで公開されている求人以外の求人も扱っています。
そのため、今まで出会えなかったような会社にも出会うことができるチャンスを手に入れることができます。
また、そのような一般公開されていない求人は、条件がいいことが多いです。
つまり、転職エージェントを使うと、転職サイトでは知ることすらできなかったようないい会社に応募することができるようになるんです。



もちろん全てがいい会社ってことはありませんが、転職エージェントから詳細を聞くことができるため、知らずに地雷を踏む確率はかなり低くなります。
自分に合った求人を紹介してくれる
求人サイトの検索条件だけでは、どうしても自分の希望条件で絞り切ることができません。
例えば、
- 人間性を重視してくれる会社
- 個人のスキルを重視する会社
- 仕事の早さが評価される会社
- 上司と部下の関係性がいい会社
このような条件は求人サイトからは検索できません。
しかし、転職エージェントを使った場合、これらのようなサイトの検索では探せないような条件でも、担当者が探し出してくれます。
また、条件を伝えてさえおけば、新しく求人が入ってきたとき一般公開前に知らせてくれるため、他の人より早くから動き出すことができるようになります。
スケジュール調整などのやり取りを行ってくれる
求人サイトや会社のホームページから応募した場合、日程調整などのやり取りを自分で行う必要があります。





何か失礼なこと言っちゃって落とされたらどうしよう・・・
ビジネスメールのやり取りに慣れていない人だと、このような不安がありますよね。
転職エージェントを使うと、企業との間に担当者が入ってくれるので、企業側と直接やり取りをすることがなくなります。


言いたいことを全て担当者に言ったとしても、その担当者が企業側に伝える際、不利なことは省いて伝えてくれます。



メールのやり取りで失敗するかもしれないって不安がなくなるのは、かなりありがたいですね。
転職エージェントを使うデメリット





こんなにメリットがあるなら、絶対に転職エージェント使った方がいいじゃん!
そう思うかもしれませんが、実は転職エージェントにはデメリットも存在します。
そのため、100%転職エージェントを使った方がいいと言い切れないんです。
では、どのようなデメリットがあるんでしょうか?
具体的には、以下のようなものです。
- 転職活動を自分のペースで進めることができない
- 頻繁に連絡を取り合う必要がある
- 最初の面談で失敗すると挽回が難しい
こちらも順に解説していきますね。
自分のペースで転職活動を進めることができない
転職エージェントを使って転職活動を行うと、なかなか自分のペースで進めることができなくなります。
例えば、応募してみたら書類選考が通ったとします。
でも、よくよく調べてみると、自分の思っていた仕事と違うため選考を辞退したくなるなんてこともあります。
個人で応募した場合、直接採用担当者にその旨連絡すればOKですが、転職エージェント経由で応募した場合は、辞退を引き止められることがあります。
そこから辞退ができないってことはありませんが、お小言があったりします。
確かに面接を受けるくらいはしてもいいのでは?って思わなくもないですが、面接を受けるためには交通費もかかりますし、時間もかかります。
受かったとしても、全く行く気がない会社にお金と時間を使うのってもったいないですよね。



相手側にも時間を使わせてしまいますしね。
また、応募前の求人をそこまで隅から隅まで調べると時間がかかってしまいます。
そのため、とりあえず一通り見てよさそうだったら申し込んで、書類選考に受かったらそこから詳しく調べるってスタイルの人多いんじゃないでしょうか?



私はそのスタイルでした。
そのスタイルだと、面接前になって思っていたのと違ったってのはよくあったんですね。
そういうときに転職エージェント経由だと、辞退ってなかなか言いづらいってのは大きなデメリットです。



私と同じようなスタイルで転職活動を進める人は、転職サイトを使った方法の方が合ってるかもしれません。
頻繁に連絡を取り合う必要がある
転職エージェントを使う場合、担当者との連絡を頻繁に取り合う必要があります。
個人で求人に応募している場合、応募先の採用担当者と選考の日程などについてのやり取りを行うくらいです。
しかし、転職エージェントを使う場合、日程調整以外にも最近の活動状況の報告をする必要があったり、面接後に感想を言う必要があったりと、やり取りの回数が結構増えてしまうんですよね。
そのため、人とのやり取りをできるだけ減らしたいような人にとっては苦痛かもしれません。



報告内容を考えるだけでも時間を取られてしまうので、それも結構嫌なポイントです。
最初の面談で失敗すると挽回が難しい
転職エージェントでは、最初に面談が実施されます。
その面談で、希望条件などを伝えるのですが、そこでうまく伝えることができないと、転職活動が間違った方向に進んでいってしまいます。



相手も人間なので、こっちが言ったことを間違えて捉えてしまうこともあります。
また、最初の面談で持たれた印象はそのままずっと持たれたままです。
はっきりと意見が言えない人だと思われてしまうと、その担当者からずっとそういう人として接されます。



人間関係は、第一印象が大事ってことを実感します。
そのため、最初の面談では希望条件や転職理由などをしっかりとまとめて臨むことが重要です。
そこで失敗してしまうと、そのエージェント経由での転職はなかなか難しくなってしまいます。
転職エージェントを使うメリットとデメリットまとめ


転職エージェントを使うことで、ほとんどの人は転職活動を有利に進めることができます。
ただし、中には転職エージェントを使わず自分一人で転職活動した方が動きやすいって場合もあります。



自分のペースで転職活動を進めたいって人ですね。
そういう人は、とにかく多くの転職サイトに登録して、できるだけ多くの求人をチェックすることをオススメします。